2009 α-SGR(ルクバト) ≫ お知らせ

SONY製ノートパソコンVAIO type Pとの組み合わせで発生する不具合に関する重要なお知らせ

2009年5月18日
2009年7月27日更新

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
今般、弊社開発商品のα-SGR制御ソフトとSONY製ノートパソコンVAIO type Pとの組み合わせにおいて、制御ソフトが正常に起動しない場合があることが判明いたしました。

社内での調査の結果、原因及び対応方法が判明しましたのでお知らせいたします。

原因:

VAIO Type Pには、「VAIO Location Search」というtype Pにだけ搭載されているVAIOオリジナルソフトウェアがデフォルトで動いています。
このソフトウエアは、GPSとインターフェイスするため、"VAIO Virtual COM Port : COM3"がデフォルトでサービスを常駐するように設定されています。
α-SGR(Rukbat)は、COMポートインターフェイスで接続します。 Rukbatは起動時にCOMポート・スキャンを行い、制御装置(リレーBOX)を自動的に接続します。
この時、VAIO Virtual COM Port : COM3が影響し、α-SGR(Rukbat)が立ち上がらない現象が発生します。

対応:

VAIO Virtual COM Port : COM3のサービス常駐をOFFにすることによって、正常に立ち上がります。 この設定により「VAIO Location Search」のGPSインターフェイスが使用出来なくなりますので、α-SGR(Rukbat)との同時運用は避けてください。

設定方法:

詳細に関しましてはこちらのPDFファイルをご覧ください。

2009/07/27 追記
VaioUpdate において、ロケーションサーチのアップデートを実行しますと、下記設定がリセットされることを確認しました。
アップデートを行われたお客様は再度設定の確認と変更をお願いいたします。

  • コントロールパネルを開きます
  • 続いてシステムとメンテナンスを開きます。
  • その中に「VAIOの設定」という項目がありますのでこれを開きます。
  • 「VAIOの設定」の中に「位置情報・GPS」という項目があります
  • 「位置情報・GPS」の中に「VAIO Location Searchの設定」という項目があります。
  • 「全般」タブの中に「位置情報取得のサービス」という項目がありますので「サービスを常駐する」のチェックを外します。
  • その後、システム再起動します。
  • 再起動後にα-SGR(Rukbat)を起動させると正常に作動するようになります。

ご利用中のお客様にはご迷惑とご心配をおかけいたしまして大変申し訳ありませんでした。
今後とも引続きご愛顧を賜りますようお願い申しあげます。